『ああっ女神さまっ』(ああっめがみさまっ)は、藤島康介による漫画作品。および、それを原作としたアニメ作品(群)。
概要
ストーリーは「日常世界に非日常的な存在が現れて活動する事により発生する騒動を描いたラブコメディ」作品で、着想点自体には際立った新規性は無いものの、日常と北欧神話をベースとした神々や魔族(ただしその存在はどちらかというと、一般に言う所の精霊により近い一方で、人間臭い存在でもあるノルンなど)の絡み方に特筆すべき描写が多く、また徹底したドタバタかと思えば淡い青春物語であったり、ちょっぴりサイエンス・フィクション|SFっぽかったり、モータースポーツ漫画でもあったりといった多様性も見せ、多くのファンを獲得している。様々な事象のパロディや捩りも多い。なお同作品の成功は他の作家にも多くの影響を与えており、同様の「神格を持った存在と人間とのラブコメディ」という類似作品が多数存在している。同人誌|同人活動(→おたく)においても同作品に影響された活動が広く見られる。ちなみに法術や魔法などといった神秘主義的な概念をプログラム (コンピュータ)|コンピュータプログラムに准えて描写するなど、特徴的な部分も多く、これらも他の作家などに影響を及ぼしている。*漫画は1988年より
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~4V$,1年単位でループしている訳では無い。本項の人物説明で?
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あらすじ
某県の猫実(ねこみ)市にある猫実工業大学とその周辺が舞台。なお、「猫実」と言う地名は千葉県浦安市に猫実(ねこざね)と言う名で実在する。また、千葉県習志野市に実籾(みもみ)という地名が実在し、日本大学生産工学部の津田沼キャンパスが所在する(しかし原作中に「猫実工業大学」として描かれているシーンには「早稲田大学理工学部」を彷彿とさせるものがある(側面に「バッテン」がデザインされている「51号館」や早稲田大学理工学部に隣接する「新宿区立スポーツセンター」等である)。物語は主人公で(連載開始当初)猫実工大生の森里螢一(もりさとけいいち)が『お助け女神事務所』に間違い電話をかけてしまったことから始まる(螢一は、自分が電話番号を間違えてしまったと思い込んでいるが、実はそうではなく、螢一を救済するためにユグドラシルの機能が働いたことによる、必然であった)。間違い電話に気付いて慌てて電話を切ろうとした螢一だったが、電話先の相手は「今からそちらに伺います」と言い残し、次の瞬間に鏡の中からベルダンディーと名乗る女神が現れた。女神のベルダンディーは慌てふためく螢一に、如何なるスケールの願いであ?
$C$F$b!V$?$C$?0l$D$@$1!W3p$($k$H8@$&!#j%0l$O!"%Y%k%@%s%G%#!<$N?'9a!J?)に圧されて、つい「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまった。この「たった一つのお願い」は大富豪となることも、世界の滅亡を招く事も正に「お望み次第」だった訳だが、結果として螢一の「チビでモテないというコンプレックス解消」である「ベルダンディーとの交際」という望みは叶えられ、二人(?)は様々な幸運(強制力という神秘的な力)に助けられて、一つ屋根の下に一緒に暮らすこととなる。さらにこの同棲生活に干渉するべくベルダンディーの姉で薬マニアのウルドと妹でメカフェチのスクルドも押しかけ、螢一は益々「非常識な日常」を送る事と成った。ストーリーは、螢一とベルダンディーの交際話はもちろんのこと、螢一が所属する自動車部での出来事や、猫実工大の人々の話、女神の活動範囲の侵食(シェア争い)及び封じ込めにやってきた悪魔マーラーとの対決(や交流?とその結果起こる破壊と再生)など、様々なストーリーが同時進行の形で展開していく。
登勝
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登場人物についてはああっ女神さまっの登場人物を参照。
用語
劇場版に登場した天上界の試練。
異なる世界(天上界と地上界など)に住む者同士が愛し合ったとき、この門をくぐらねばならない。二人の心に疑いや偽りがなければ無事潜り抜け、神の祝福を受ける事が出来る。しかしそうでない場合は二人は引き離され、二度と会うことはない。
今まで潜り抜けたのは螢一とベルダンディーのみ。*ダブレット制
神属と魔属の間で、双方の子供に命の共有の契約をさせ、その契約の記憶を消す制度。
結果、(神属・魔属いずれかの)片方の契約者が死ぬともう一方の契約者も死ぬ事になり、更にその契約者が誰なのか判らなくなる。その為、うかつに相手方の命を奪うと身内の誰かが同時に命を落とすことにつながる恐れがあり、神属・魔属の双方で殺し合いとならずに済む。しかし、ベルダンディーと契約したヴェルスパーは彼女の記憶を消したくないと自分に呪いをかけ、子供のままの姿でベルダンディーに逢いに来る。もちろんその行為は禁止されており、彼は罰として黒猫に転生させられた。
ちなみに黒猫が彼である事を螢一達は知っているが、上記の事情からベルダンディーには知らされていない。*天使/使い魔
一般的な神学上で天使はそれ自体が一つの神格を持っているが、本作中の天使は神族と共生関係にある存在として描かれている。このため片方のダメージがもう片方に影響するような形で、しばしば物語上の仕掛けとして扱われる。この関係は相互依存の形でもあり、神族が力を与え、天使がその力を変換しながら女神の役に立とうとするという形態である。なお魔族に対しては使い魔というほぼ同等の存在(こちらも一般的神秘主義|オカルティズム観とはやや異なる模様)がいるが、こちらは共生関係という形では無い可能性もヴェルスパーの台詞上に見られ、むしろ魔族に対する使い魔は隷属状態にあり使う時だけ力を与えて使役するだけの存在のようだ。数奇な運命を辿った末にヴェルスパーに付いた使い魔は、天使化の後にこの神族と天使の関係を自分なりに真似ようとしていたが、いささか誤解もあったためか、かなり珍妙な有様になっていた。なお天使も使い魔も基本的には台詞は無く、表情や行動で感情を表現しているが、共生相手には心像(イメージ)を見せる事ができる模様で、「言葉は無くてもお互いに意志が通じ合う」という様子が、作中に頻繁に見られる
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漫画
1988年11月より、『月刊アフタヌーン』にて連載中。単行本は2006年7月現在、33巻まで発売されている。以下続刊予定。
アニメ
これまで、何度か形を変えてアニメ化されている。
[ OVA ]
1993年〜1994年にかけて全5巻が制作・発売された。サブタイトルと発売日
:『My Heart 言い出せない、Your Heart 確かめたい』
:作詞:長谷川空 作曲・編曲:安田毅 歌:GODDESS FAMILY CLUB*エンディングテーマ
:『Congratulation!』
:作詞:長谷川空 作曲・編曲:安田毅 歌:GODDESS FAMILY CLUB
[ ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ ]
1998年4月6日〜1999年3月29日に、WOWOWのアニメコンプレックス枠内で全48話が放送された。この作品はコミックに掲載されていた外伝的なもので、螢一やベルダンディーはあまり登場せず、ウルド、スクルド、岩ちゃんがメインである。スタッフ
・「デンワしてダーリン」
・:作詞:森若香織 作曲:太田美和彦、編曲:キハラ龍太郎 歌:石井ゆき
・「×××(Kiss Kiss Kiss)」
・:作詞:山本秀幸 作曲・編曲:馬飼野康二) 歌:SPLASH
[ 劇場版 ]
2000年10月21日、松竹洋画系で劇場公開された。20世紀最後に上映された大型セルアニメーション映画と言われている。
同時上映:「エクスドライバー|エクスドライバー Clip」スタッフ
:『Try To Wish 〜キミに必要なもの〜』
:作詞:高柳恋 作曲:植松伸夫 編曲:井上日徳 歌:西端さおり
[ TVシリーズ(第一期) ]
2005年1月より地上波の東京放送|TBSと北海道放送(HBC)、衛星放送#CSデジタル|CSデジタルのTBSチャンネルとキッズステーション、衛星放送#BSデジタル|BSデジタルのBS-iで全24話が順次放映された。なお、キッズステーション以外では12話と13話の間に総集編が放映された。DVD最終巻にはこの総集編と第二期終了後、TBSでのみ放送されたSP版の25・26話が収録されている。サブタイトルは「ああっ○○○○っ(?)」で統一されているが、TV放映時はなぜか第1話だけ「ああっ」が付いていなかった。DVDでは「ああっ」が付いたものに修正されている。下記の放映リストはDVDのサブタイトルに準じている。画面サイズが 16:9 で製作されているため、BS-i以外の放映では画面の左右がカットされていた。ストーリーはオリジナル部分もあるものの基本的に原作に沿った内容になっている。原作の1巻から6巻あたりまでがアニメ化された。画質、音楽ともにハイクオリティといわれている。放映リスト
・ああっキミは女神さまっ? (テレビ放映時のタイトル:キミは女神さまっ?)
・ああっ信じる者は救われるっ?
・ああっ修行と我が家と女神さまっ
・ああっ女王さまと女神さまっ
・ああっひとつ屋根の下でっ
・ああっ掘り出し物に恵ありっ?
・ああっ想い伝える場所っ
・ああっ偏差値30からの恋愛受験っ
・ああっ女王さまと女神のヒミツっ
・ああっ自動車部は勝てますかっ?
・ああっ悪魔が来たりて災い成すっ?
・ああっ女神と女王を天秤にかけてっ?
・ああっお姉さまっは誰のものっ?
・ああっ対決という名の教育実習っ?
・ああっ女神に心を奪われてっ?
・ああっ災い来たりて茶柱立つっ?
・ああっ才能と努力って何ですかっ?
・ああっ運命の告白は月の下でっ?
・ああっそんな瞳で見つめないでっ?
・ああっ女神を救えっオトコならっ?
・ああっ憧れは白い翼の天使っ
・ああっ悪魔のささやきは壷と共にっ?
・ああっ救世主は笛の音と共にっ?
・ああっいつもキミと共にっ
・ああっウルドの小さな恋物語っ(TBSアニメフェスタ2005にて公開、TBSで2006年9月21日放送)
・ああっドキドキって大人の味っ?(TBSで2006年9月28日放送)
特別編 ああっ女神さまっとの交換日記っ?(キッズステーション以外で12話と13話の間に放映された総集編)スタッフ
・『OPEN YOUR MIND〜小さな羽根ひろげて〜』歌:石田燿子*エンディング
・『願い』歌:石田燿子
・『WING』歌:高橋洋子 (歌手)|高橋洋子放映局
[TVシリーズ(第二期)]
2006年4月より「ああっ女神さまっ それぞれの翼」のタイトルにて、TBS・毎日放送(MBS)・BS-iで放送された。サブタイトルの「それぞれの翼」は藤島康介の命名による。第1期同様に画面サイズが 16:9 で製作されているため、BS-i以外の放映では画面の左右がカットされている。放映リスト
・ああっ願いよ もう一度っ
・ああっ悩める復讐の女王さまっ
・ああっ聖夜に捧げるこの想いっ!
・ああっ世界を幸で満たしたいっ
・ああっ惹かれあう恋の波長っ
・ああっそれって嫉妬(ジェラシー)っ!?
・ああっ貴方の望み叶えますわっ
・ああっあなたの役に立ちたくてっ
・ああっ女神はデートで勝負っ
・ああっそのひとことが言えなくてっ
・ああっその手で夢をつかまえてっ
・ああっ女神の涙と彼の夢っ
・ああっ目覚めてっ! その気持ちっ
・ああっ愛しき私のキューピットっ
・ああっ女神と悪魔の私っ?
・ああっ闇を恐れず輝いてっ
・ああっ大魔界長さまっ降臨っ
・ああっ魔属の威信はありますかっ?
・ああっ女神の愛はシノビを救うっ
・ああっどんな場所でも二人ならっ
・ああっ私が魔属でもいいですかっ?
・ああっ女神の告白っ;スタッフ
・『幸せのいろ』歌:石田燿子*エンディング
・『僕らのキセキ』歌:石田燿子(第1話〜第11話)
・* この時期のエンディングは漫画のコマ割り風に描かれているが、吹き出しの中の台詞まで入ったものが使用されたのは第11話のみ。台詞を抜いたのはクレジットがかぶるための処置で、あらかじめ吹き出し内の台詞は考えられていた。
・『恋人同士』歌:樹海 (音楽ユニット)|樹海(第12話〜第22話);放映局
※8月17日,24日は休み
小説
講談社 Afternoon Novels
作:冬馬由美 原作・監修・カバーイラスト:藤島康介 本文イラスト:松原秀典
OVA版からウルド役を演じていた冬馬由美が書いた小説版
彼女なりに考える物語の終焉と新たな始まりが描かれる。*ああっ女神さまっ 初終 -First End- 外伝 夢みる翼
アニメ第2期の公式ホームページで2006年8月18日から掲載された上記の小説の外伝
ユグドラシル復旧後の天上界での日常話。
主人公は準1級神フレイア。
CD
メルダック版イメージドラマCD。アニメ化以前の企画であり、このCDのみメインキャストが現在と違う。
ゲーム
AIC・スタジオオルフェ製作のPC98シリーズ対応アドベンチャーゲーム。1993年3月20日バンプレストより発売。スタッフには千葉智弘、黒田洋介(共にシナリオ)、倉田英之(マニュアル作成)等が参加。
1997年12月12日にPC-FX移植版発売。OVAのキャストによる音声が追加された。なお森里螢一のみプレイヤーキャラなので台詞が無い為、音声は追加されなかった。
セガ|セガ・エンタープライゼス製作の業務用クイズゲーム。2000年6月稼動開始。開発はワウ・エンターテイメント。
ドリームキャスト移植版を2000年11月30日発売。
マーベラスインタラクティブよりプレイステーション2対応3Dアドベンチャーゲームとして発売予定。
関連項目
外部リンク
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