『風の谷のナウシカ』(かぜのたにのナウシカ)は、徳間書店のアニメ雑誌|アニメ情報誌『アニメージュ』に連載された宮崎駿の漫画、および劇場アニメ化作品である。
1984年の劇場上映時、同時上映作品は『名探偵ホームズ(短編2作品:青い紅玉(ルビー)の巻、海底の財宝の巻)』である。
作品の概要
極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の七日間」と呼ばれる最終戦争により高度産業文明が滅び、千年余りが経過した未来が舞台となる。古の産業物の遺跡を発掘し利用しつつも、人びとの生活様式は基本的に中世に近い水準となっている。世界では瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌糸類の森が拡大しており、かつそこに棲む巨大で獰猛な蟲(むし)に、人びとは脅やかされながらも逞しく生きている。主人公ナウシカ (キャラクター)|ナウシカは、腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」の族長の娘である。本作品では、腐海や蟲たちが存在する理由を見抜いていたナウシカが、過酷な運命に翻弄されながらさまざまな人びとと出会い、艱難辛苦を重ねて成長し、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の業とも呼べる営みに向き合い、彼女なりに折り合いをつけていこうとする姿が描かれていく。漫画作品のアニメージュ誌上での連載は、中断期間を含め1982年から1994年まで実に13年に渡った。多忙を極めた宮崎駿が連載を維持するために、鉛筆で書かれたまま作品化されている回もある。漫画の全7粥
,J,$N$&$A!"1G2hHG%J%&%7%+$KBP1~$9$k$N$O$=$N1巻目から2巻目の途中までに過ぎず、内容もかなり異なる。最大の違いは、大国トルメキアと対立する土鬼諸侯連合(ドルク)が映画には登場しない点である。大国同士の不毛な戦争に主人公たちやさまざまな立場の民族が巻き込まれ、人間が飽きることなく滅びの道を歩むストーリーが漫画の骨子であり、これの無い映画版は全くの別ものと見ることもできる。また映画版では主人公が救世主的キャラクターとして描かれるが、漫画版では救世主であることを否定する展開を見せ、物語の結末では前文明が残した「救世のシステム」を破壊するという驚くべき選択をおこなった。連載終了後、主人公ナウシカの最後の行動の是非を巡る議論がおこり稲葉振一郎『ナウシカ解読――ユートピアの臨界』など、今に至るも決着を見ていない。このように、物語後半で自然と科学技術という単純な二項対立の構図が変化するなど、物語のテーマが大きく変わっていった背景には、ソ連崩壊に伴う東西冷戦終結など実際の時代背景が大きく変化していった影響が大きいことを宮崎本人が当時のインタビューで明かしてい\xA1
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実際には、宮崎の関心が高かった中央アジアや中東、独ソ戦などの要素をいろいろ混ぜ込んでいるのだろう。自身でコメントしたのは、『風の谷のナウシカ 宮崎駿水彩画集』で、ウクライナ・クリミア半島のシュワ―ジュが腐海のモデルだと言及しただけである。ルネ・ラルーのアニメ映画『ファンタスティック・プラネット』(1973年)や、宮崎自身がファンだという漫画家・諸星大二郎の影響も指摘される、なかでもフランスの漫画家メビウスの『アルザック』(1975年)には強い影響を受け「『ナウシカ』という作品は、明らかにメビウスに影響されつくられたものです。」と宮崎自身メビウスと対談した際語っている。だが、そのオリジナリティは高く評価され、漫画版は第23回日本漫画家協会賞の大賞を、アニメ版も風の谷のナウシカ#受賞・推薦|各賞を受賞した。漫画は、8ヶ国語で翻訳・発売されている。
漫画連載までの経緯
アニメージュ編集部では、宮崎の監督作『未来少年コナン』『ルパン三世 カリオストロの城』を通じて、早くから宮崎の才能に注目。同時に徳間書店では漫画事業の進出を始めた時期でもあり、1981年8月号で宮崎駿特集を組んだ担当編集者の鈴木敏夫が、漫画連載の依頼を渋る宮崎を口説き落とした。連載は、1982年1月発売の1982年2月号から開始。当時の宮崎の状況は、アニメ制作会社テレコム・アニメーションフィルムで『ルパン三世 カリオストロの城』を監督したが、興業的不振により自ら発案したアニメ化企画を提出しても会社に採用されず、やがて外部企画の『名探偵ホームズ』の仕事を経てテレコムを退社。一時はアニメの仕事がなく、ナウシカの執筆に専念していた。宮崎が漫画執筆を決意することになったのは、最初は徳間書店側に『戦国魔城』というアニメ企画を提出したものの、徳間書店傘下の映画会社大映に原作が存在しないことを一つの理由として却下されたため、宮崎は、それなら原作を描くということで漫画を連載することになった。しかしすぐに、漫画を描くのに動機がアニメ化前提とは不純であり、どうぁ
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映画「風の谷のナウシカ」
[概要]
1984年に徳間書店と博報堂の共同製作により、アニメーション映画|アニメ映画化(全国の東映洋画系の劇場で同年3月11日より公開)され、数々の映画賞を受賞。アニメーション作家としての宮崎駿の知名度を大きく引き上げた作品となった。朝日新聞のコラム「天声人語」が話題に取り上げ、当時話題になりつつあった環境問題をテーマにしたこともあって、従来のアニメ映画の枠を越える評価を受けた。徳間書店グループには当時映画会社の大映があったが、アニメへの理解とノウハウがなかったため、製作にあたっては『アニメージュ』を発行していた徳間書店が中心的な役割を果たした。プロデューサーの高畑勲は、長年宮崎と仕事を組んで来た仲間であり、宮崎の指名によるものだったが、当初自分はプロデューサー向きではないと渋ったものの、徳間書店の鈴木敏夫の説得により、友人ということでプロデューサーを受諾。映画化にあたってイメージガールを募集し、後に女優となる安田成美がグランプリを獲得、イメージソングの「風の谷のナウシカ」(松本隆作詞、細漫
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音楽は、その後の宮崎作品になくてはならない存在になる久石譲が宮崎作品で初めて担当した。当初、久石は映画に先行して発売されたイメージアルバムの担当で、映画の劇伴音楽は前述の安田成美の主題歌を担当した細野が担当する予定であったが、宮崎と高畑が、久石譲のイメージアルバムを気に入ったため、本編の音楽にも起用され、主題歌のみが存在することになった。なお、久石のイメージアルバムへの起用はレコード会社の推薦で、それまで宮崎も高畑も久石の予備知識は何もなかったという。ときおり混同されるが、アニメ版のナウシカはスタジオジブリ作品ではない。資金は徳間書店と博報堂から調達できたが、問題はアニメの実制作の母体となるスタジオである。当初、宮崎駿が制作母体と考えていたのは、東京ムービー傘下のテレコム・アニメーションフィルムだった。同社は、長編アニメーション制作を目的に設立され、宮崎駿とナウシカでプロデューサーを務める高畑勲もかつて在籍してそれぞれ「ルパン三世 カリオストロの城」「じゃりン子チエ」等を監督し、また盟友の大塚康生も在籍するなど、勝手知ったるスタジオで、宮崎駿の考える制作環境としてはぁ
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[海外版]
ナウシカは、アメリカ合衆国|米国でも公開された。低予算映画で知られるロジャー・コーマンが創立したニューワールド・ピクチャーズ社の配給で、『風の戦士たち(Warriors of the Wind)』の題名でニューヨークのみで短期間上映され、同年にビデオ作品としても発売された。116分から95分に短縮されたのみならず、単純明快な勧善懲悪・ヒロイック・ファンタジーを好む米国の市場に合わせ編集を施された結果、単なるアクションものへと改変された。海外版の存在と改変の事実を関知していなかった宮崎は、朝日新聞1985年9月17日夕刊「いまアニメの時代」の連載3回目を読んで初めてその事実を知り、無断で短縮されたことに激怒、徳間書店側は謝罪したという。ファンの間で悪名高いこの『風の戦士たち』はその後販売されたVHS版のジャケットの表紙絵に、王蟲に乗った『デューン|砂の惑星』そっくりの正体不明の人物と、ペガサスに跨ったやはり正体不明の人物と、ダースベーダーもどきの人物が入り乱れた絵が使われるなど、原作を無視した作りになっている。ヨーロッパでも権利が転売され、『星のプリン\xA1
%;%9!JLa Princesse des Etoiles)』と題されたフランス語版DVDなどでは、人名もナウシカが「サンドラ」、クシャナ殿下が「シオナ」と改名されるなどされている海外版ナウシカの紹介ページ。その後ディズニー配下のブエナビスタ・インターナショナルがビデオ配給の権利を得てからは、海外でも日本版と同じ状態で配給されるようになった。2005年に発売されたナウシカの完全英語版DVDは、同年のアメリカで最も売れた日本アニメDVD作品だった。またこのバージョンはカンヌ国際映画祭の「カンヌ・クラシック」部門でも上映され、フランスでは劇場公開が行われた。
[キャッチコピー]
本作のキャッチコピーは、「少女の愛が奇跡を呼んだ」であり、これは映画宣伝会社メイジャーの徳山雅也宣伝プロデューサーによるものである。
[声の出演]
[ 英語版 ]
[スタッフ]
[受賞・推薦]
ラジオドラマ
アニメ映画公開前日の1984年3月10日深夜(日付は3月11日)にニッポン放送「オールナイトニッポン」で映画を宣伝する「風の谷のナウシカスペシャル」が生放送された。ゲストは宮崎駿監督やナウシカガールの安田成美。この特別番組内では、約30分のラジオドラマが流された。当時の同種のアニメ映画のオールナイトニッポンスペシャルでは生のラジオドラマも多かったが、本作では事前に収録が行なわれていた。宣伝という性格上、ストーリーと声優のキャスティングはアニメ版に準拠し、途中までをドラマ化し後は映画館で見て下さいという趣向だった。脚色は藤井青銅、演出はドン上野こと上野修。
ゲーム
劇場アニメ版とのタイアップで、当時の8ビットパソコン用にナウシカを素材としたコンピュータゲームが作られた。1984年に徳間書店がテクノポリスソフトのブランド名で出したMSX用ゲームソフト「忘れじのナウシカ・ゲーム」、PC-6001用ゲームソフト「ナウシカ危機一髪」、PC-8801用ゲームソフト「風の谷のナウシカ」の3作である。アドベンチャーゲームだったPC-8801用のものはともかく、PC-6001用とMSX用はシューティングゲームであり、特にMSX版はナウシカが腐海の蟲たちを撃ち殺してスコアを稼いでゆくという、作品の内容や主題をまったく理解していない代物であった。これ以降、ジブリ作品を題材としたコンピューターゲームが一切現れていない。その原因を作ったのはこのゲームであり、このゲームに宮崎や高畑が激怒したためとファンの間では語られる。また宮崎駿がゲーム嫌いになったのはこのゲームが原因という記述が井坂十蔵の「宮崎駿のススメ。」にもある。しかしいずれも明確な出典が確認されないため\xA1
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諸設定
(原)は原作に登場,(映)は映画版に登場 を意味する。
[年代設定]
極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の7日間」と呼ばれる最終戦争により、文明が滅びた後千年余りが経過した未来の地球が舞台となる。人々の生活様式は、最終戦争以前の高度産業文明の産物を発掘し利用しつつも、基本的には中世を彷彿とさせる水準にまで退行している。
[風の谷]
主人公ナウシカの故郷である辺境の小国。人口は500人程度。海から吹き付ける風を動力として活用しながら、中世レベルの農業と採取活動により成り立っている。また、潮風により腐海の胞子から守られているが、わずかに届く腐海の毒は人々を確実に蝕んでおり、死産や四肢硬化を引き起こしている。族長の住む城の大風車で地下500メルテから水を汲み上げ、それを貯水池にいったん引いて寝かせてから沸かして飲料用・農業用に用いている。漫画版では、自治権の保証と引き替えに、族長が招集に応じてガンシップで参戦するという盟約をトルメキアと結んでいる。;ナウシカ (キャラクター)|ナウシカ(原,映)
:風の谷の姫。大気の流れを読み腐海の毒から人々を守り導く「風使い」の少女。14歳映画公開時のパンフレットによると、16歳。。
・ジル(原,映)
:風の谷の族長でナウシカの父。かつては風使いとして飛ぶことも出来たようだ。身体を腐海の毒に侵されており、ナウシカに谷の行く末を託す。原作ではその病によって死去するが、映画ではトルメキア兵に殺された。
・ユパ・ミラルダ(原,映)
:ジルの旧友でナウシカの師。腐海の謎を解くためにトリウマのカイ・クイとともに旅を続けている。その剣の腕は腐海辺境一と賞されている。原作ではクシャナを庇い壮絶な最期を遂げる。
・ミト(原,映)
:腐海の毒による四肢硬化により農作業を離れ城の守りに就いた「城オジ」の一人。ナウシカの忠臣。原作では最後まで生き残ったが、その寿命が近いことが示唆されている。
・大ババ(原,映)
:齢100歳を超える腐海辺境一の年寄り。「大海嘯」の伝承を語る。(原作ではそれほど重要な人物ではない)
・ゴル(映)、ギックリ(映)、ムズ(原)、ニガ(原,映)
:城オジ達。ナウシカの初陣に同行する。
・トエト(原,映)、ネカリ(原)
:風の谷の適齢期を迎えた娘。ユパから婚礼衣装の飾りにとタリア河の石を贈られる。
・テパ(原)
:風の谷の少女。見習い風使い。
[辺境諸国]
風の谷はもちろん、砂谷やペジテなど、腐海のほとりにある小国群。人口は少なく風の谷で500人程度、産業文明の遺産であるガンシップと言う高性能小型戦闘機を所有している。漫画版ではトルメキアを盟主として同盟を結んでいる。
この地には「火の七日間」を経てもなお、産業文明の技術を伝えるエフタルと言う巨大王国が栄えていたが、王位継承戦争や大海嘯(大規模な腐海の侵食)によりナウシカの時代から300年前に滅亡。以後小国に分裂し、トルメキアの宗主権下に入ったとされる。その名残で辺境の人びとは、国に関わらずみずからをエフタルの民と称しており、風の谷の場合「エフタル風の谷の民」となる。
腐海のほとりということもあり、毎年多くの都市が腐海に飲み込まれ、人が住める土地が減っていっている。
恐らくトルメキアには存在しないと思われるガンシップを所有しているため、同盟国であるトルメキアにとって貴重な兵力調達先となっていた。トルメキアの南下作戦に際してクシャナらによって徴兵されたが、土鬼軍の罠によりトルメキア軍はクシャナの乗るコルベット単艦を残し全滅。自ら志願したナウシカを除く全ガンシップは帰路に着いた。更に土鬼が辺境の地を狙っている事を知り、再びトルメキアに徴兵されることを嫌った国々はトルメキアとの同盟を破棄し、土鬼の襲来に備え再びエフタルの旗の下に集い連合を組んだ(しかし、土鬼マニ族が神聖皇帝のやり方に疑問を感じ作戦を中断し帰還したため、土鬼の来襲は実現しなかった)。映画版では風の谷とペジテのみ登場し、巨神兵の捜索をしていたクシャナが辺境の国々を統合し国家を建設しようとしたが失敗した。なお、実際に5世紀中頃から6世紀中頃にかけて、中央アジアにエフタルと言う国家が存在している。突厥とササン朝ペルシアによって地上から抹殺された遊牧民国家で、民族ごと破壊されたために、彼らが残した文明的痕跡はなく、謎に包まれている。
[トルメキア]
風の谷からはるか西方(漫画版付属の地図では東方)にある、強大な軍事力を誇る軍事国家。辺境の族単位の小国群を従えている。
漫画版では王国、映画版は帝国。都はトラス。
ただし映画版ではこのような主従関係は存在せず、トルメキアは突然に辺境諸国を従えに来る軍事国家として描かれる。国王はヴ王と称し、子は3人の皇子と1人の皇女クシャナ(末娘)。映画版では王族はクシャナのみ登場し他の王族は不明。地形や名前からオスマントルコをモデルにしている事が解る。漫画版で描かれる土鬼領サパタ諸侯国における籠城戦では、クシャナ配下の騎兵が電撃的な機動戦を展開して城塞を包囲する土鬼の攻城砲台群を壊滅させてゆく様が躍動的に描かれており、この際の土鬼の城塞を包囲する展開は、火砲の発明によって城壁が無力化されたことによって亡びた東ローマ帝国等を彷彿とさせ、また撃って出たクシャナの用兵や装備等は近世の西・中央ヨーロッパあたりのものを参考にしたとも考えられており、イメージの元となるものは広大である。王族による王位継承争いがおこっており、正統な子はクシャナのみのため、3皇子の支持者が幼い頃に毒の入った杯をクシャナに飲ませ、謀殺しようとした事もあった(しかし、代わりに母が飲み乱心してしまった。この時クシャナは兄と父への復讐を誓ったとされる)。トルメキアぁ
O$$$/$D$+$N73H6$KJ,$+$l$F$*$j!J%/%7%c%J$N7;$G$"$k3人の皇子が第2軍、クシャナが神速の装甲機動兵部隊である第3軍、おそらくヴ王直属が第1軍)、骨肉の争いをしている。クシャナの母が主張するには「正統なトルメキア王家の血を引くのはクシャナのみ」ということであるが、ヴ王自身はオーマと対峙した際、自身の血筋をして「我が血は最も古く、しかして常に新しい」ことを誇って語っているので、ヴ王が王族の一人であることとは確かである。おそらくヴ王は王家の血筋であるがあくまで傍系に過ぎず、正当な直系の王族であるクシャナの母と政略結婚することでようやく王位につけたのだろう。3皇子はクシャナの兄なのに「正統な王家の血を引いていない」とすると皆ヴ王の連れ子(前妻との間との息子)ということになる。特に3皇子とクシャナの対立は激しく、兄達は彼女の軍での力を削ごうと、わざと不利な戦線へ派遣したり、無謀な作戦を実行させたりした。この結果当初6000人いた第3軍は最終的に200人まで減少してしまう。更に情報を漏洩したり謀略など生々しい兄弟同士の争いを描かれており、クシャナは (B3人の兄たちと父を毒蛇・肉塊の化け物と言っている(トルメキ\xA1
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Lf>O$G$"$k!"8_$$$KAh$&APF,$N
:トルメキアの第4皇女。容姿端麗かつ優れた軍人であり、トルメキアの誰よりも兵から絶大な信頼と忠誠を得ている。その戦術的能力より、敵からは「トルメキアの白い魔女」と恐れられている。ナウシカやユパとの出会いにより真の王道に目覚めていく。原作では土鬼の王蟲の幼虫を使った作戦で艦隊を失うが、それが兄の陰謀だと知り命令どおり南下を続ける。その後第3軍主力と合流するため土鬼の地へ入り、唯一生き残っていたサパタに駐留していた本隊と合流した。その後、船を奪取するためにカボの基地へ向かうが蟲の襲撃を受け失敗。ユパに助けられサパタへ帰還するがすでに壊滅した後だった。その後ナムリスに捕縛されるが、面会時の会話から、彼とは以前よりお互いのことをよく知っている様子である。その後、第3軍本隊の命とトルメキアの王位継承権と引き換えに戦略結婚を受諾。ナムリスと供にトルメキアへ侵攻しようとするが、叛乱を起こして船を掌握。ヒドラに衣服を破られたナウシカに自らのマントを手渡した後、巨神兵と供に飛び立つ彼女に『シュワで会おう』と約束する。墓所の主を自分の目で確かめようとしていたが、ナウシカが先に封\xA1
0u$7$?0Y!"3p$o$J$+$C$?!#
:映画版では過去に蟲に襲われ片腕を失っており(「我が夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう……。」と述べていることから、体の他の部分も失われているらしい)、その腕は義手になっている。
・クロトワ(原,映)
:軍参謀。平民上がりの野心家。ヴ王から秘石の入手と供に、クシャナの監視・謀殺の任務を命じられていた。しかし、クシャナに見破られ、自分もお偉方の秘密を知り過ぎ、成功しても失敗しても結局殺される為、クシャナの側に付く。原作では軍人、参謀としては優秀で、元コルベット乗員だったため操船術にも長けており、兵からの人望も篤い。カボ脱出時に、重コルベットに激突され重傷を負うも、しぶとく生き残る。
映画版では打って変わって冷遇されており、軍参謀には変わりないものの、クシャナが居ない隙に部隊の全権を掌握しようとしたり、成長途中の巨神兵を見つめながらほくそえむなど、いわゆる典型的な悪い側の人間として描かれている。
・セネイ(原)
:第3軍士官。クシャナの忠臣。主力がサパタから脱出後もカボへ向かったクシャナを待っていたが、ヒドラの襲撃を受け死亡。
・将軍(原)
:3皇子によりサパタ駐留の第3軍の指揮官として送り込まれた。無能な人間。土鬼の攻撃が迫り、兵士を見捨てて逃げようとするが失敗。兵士達にクシャナを逮捕するよう命じるが、誰も従おうとしなかった。その後、クシャナと供に攻城砲破壊に出撃するが、攻城砲の直撃を受け死亡。
・ヴ王(原)
:トルメキア国王。先王の血を引くクシャナの謀殺を図っていた。3皇子が蟲が来たことを口実に逃げ帰ってきた為、壊滅したトルメキア軍を再編し、自ら軍(第1軍?)を率いてシュワへ急襲を仕掛ける。その後、聖都シュワを制圧したが、墓所内へ侵入出来ずに苦戦していた所で巨神兵(オーマ)と遭遇。彼に『墓所の中に居る人物と交渉したい』と墓所の前まで誘導するが、オーマはナウシカの命令に従い墓所を封印しようとする。その後、プロトンビームの撃ち合いになり、シュワもろとも主力部隊も全滅。しかし、全兵力を失ったことで墓所の中へ案内される。その後、入ってきたナウシカと共にシュワ墓所の秘密を知り、墓所の主の要求を拒否。墓の主の最後の光からナウシカを庇い致命傷を負う。その後クシャナに王位を譲り死去。遺体はシュワの地で荼毘に付された。
・3皇子(原)
:クシャナの異母兄3人。ヴ王の命で第2軍を率いて土鬼に侵攻する。一人は蟲の襲撃で死亡。残り二人は先に撤退し本国へ逃げ帰るも、ヴ王の逆鱗に触れ、戦争が済むまで帰還を禁じられ、国境を固めるよう言い渡される。その後、ヴ王がシュワ出撃したのを聞いて自らもシュワへ出撃。途中でナウシカとオーマに接触し、彼らを利用しようとするも失敗。その後、ナウシカへの同行を申し出て彼女と同行する。その後、立ち寄った廃墟にてヒドラに幻想を見せられ、本来の目的を忘れ至福の時を得た。
・道化(原)
:ヴ王の宮廷道化師。ナウシカと相対するために墓所の主に体を乗っ取られる。後にクシャナの王位継承の証人とされる。
[土鬼諸侯連合]
「土鬼」は「ドルク」と読む。映画版には登場しない。トルメキアと拮抗する勢力である国家連合で、神聖皇帝とその下の官僚機構である僧会が各種族侯国を統べている。宗教色が強く、各侯国の族長が僧侶であったり、国政を儀式化している部分もある。代々超常能力のある神聖皇帝の家系が治め、当初は超能力を持ち沐浴槽の中で過ごす皇弟ミラルパが実質的統治者として治めていたが謀殺され、以降は超常能力は無いが不老不死である実の兄の皇兄ナムリスが実権を握る(あくまでも神聖皇帝はナムリスであり、超常の力がなかったためにミラルパに実権を奪われてしまった)。皇弟ミラルパは熱心な宗教家であった(本来は土民を支配しやすいように宗教を利用していたのが、いつしか自分ものめり込んでいったとおぼしい。その事をナムリスは「嘘も100年くり返すと、本人まで信じる始末」と笑い飛ばした)のに対し、皇兄ナムリスは無宗教主義者であり、弟から実権を奪回すると、苛烈な宗教排斥(僧会の解散、僧侶の弾圧など)を行った。漫画版では、腐海の拡大による農地の減少によって発生した食糧危機が原因でトルメキア辺境への拡大侵攻を開始した事情が明確に描ぁ
+$l$F$*$j!"C1$J$k0-Lr$G$O$J$/!"$^$?%H%k%a%-%"JU6-$r?/96$9$kEZ54$N?M$S$H$bF1MM$K5o=;CO$rDI$o$l$?EZ54JU6-$N?M$S$H$G$"$j!"
:マニ族の長で、神聖皇帝より北上作戦の先遣隊として派遣されていた。王蟲を使ってクシャナの艦隊を壊滅させたものの、王蟲を止めたナウシカが古き伝承にある「青き衣の者」であると感じ、作戦を中断し帰還する。そして、蟲使いの村で王蟲を培養していることを知り、これを破壊しようと試みる。その後、ユパの協力を得て王蟲の培養槽の破壊に成功するが、謀反の疑いを掛けられ脱出に失敗、光臨した皇弟ミラルパと対峙する。僧会の傲慢さと皇帝の驕慢を批判し、大海嘯を自分達でまねきよせ破滅への道を進んでいると進言したが、背教者と見なされ、ユパたちを助けるため自ら人壁となって壮絶な最期を遂げる。その後も霊となりながらもナウシカを守り、クシャナを庇い串刺しにされたユパの体を使い一時的に転生。両者の争いに終止符を打った。
・ケチャ(原)
:マニ族の娘でエフタル語を解する。気性は激しい。僧正の死後アスベルやユパと行動を共にする。
・ミラルパ(原)
:神聖皇弟。超常の力を持つために兄ナムリスを差し置いて帝国の実権を握っている。兄によると即位して初めの20年は名君として臣民のことを案じていたが、やがていつまで経っても愚かな民衆に絶望し、恐怖政治へと移行したらしい。老いと死を何より恐れていおり、シュワの技術で延命処置を行っているが、幼少時のトラウマから移植を嫌い、沐浴などの化学的処置で長寿を保っている。その為、肉体がすでに限界に達しており、長時間外の空気にふれる事の出来ない体で、3巻では比較的見た目の若いのに対し、4巻では長時間沐浴をしていなかった為に髪が全て抜け落ち、皮膚もシワだらけになり、目が窪むなど急激に老化が進んでいる。その後、ナウシカと葬り去ろうと精神だけで接触したが失敗する。治療の為に聖都シュワへ帰還した所をナムリスによって謀殺された。肉体の死後もその影はナウシカに乗り移ろうとしていたが、ナウシカによって救われる。
・ナムリス(原)
:神聖皇兄。超常の力が無かった為、帝位に着きながらも実権を弟に奪われていた。弟と違い体が分解する恐怖を克服し、肉体移植により若さを保っている。治療のため帰還した弟を謀殺。実権を取り戻し、ヒドラ達を率いて自ら出陣する。そして、クシャナの持っているトルメキアの王位継承権を狙い彼女を捕縛し政略結婚を図る(その時のやり取りから、お互いに顔見知りのようである)。その後、巨神兵を伴い難民たちと供にトルメキアへ侵攻しようとするが、ナウシカが難民たちを説得し土鬼諸侯の殆どが離反。ナウシカと対峙し辱めようとするが、彼女を母親と認識した巨神兵に左腕と胃袋を吹き飛ばされ瀕死の重傷を負う。その時に体はヒドラと同じにしたと本人が語っており、クシャナに胸座を掴まれた時に首がもげたが、頭だけになってもしゃべっていたほどである(ただし苦痛は人間のまま)。巨神兵が飛び立ったときの衝撃で船から落下し、その後の消息は不明。
・初代神聖皇帝(原)
:ナムリス・ミラルパの父。かつては民衆の救済を願う少年であり、庭の主の許から連れ出したヒドラと共にクルバルカ家を滅ぼし帝位に就く。その後肉体移植により長寿を保っていたが、まだ完全に会得された技術では無かったため、何らかの異常により身体が分解して肉片の塊となって死亡。その場に居合わせた事が、ミラルパが移植を拒む理由になっている。
・博士(原)
:土鬼の僧会に仕える科学者の総称。墓所に封印された技術を使い、皇弟の延命措置や皇兄の不老不死化の手術。粘菌やヒドラの培養・育成。巨神兵の蘇生などを行っていた。実際は『聖なる文章の解読と検証にすべてをささげる教団』に属しており、自らを『墓所の主の下僕として中に住まうことを許された選民』であると語っている。ちなみに、博士として表舞台に出てくるのは教団が養成した下人である。恐らく全員ヒドラ。
・ヒドラ(原)
:墓所の秘術により生み出された身長3m程の人造兵士。怪力で人間の力では歯が立たない。サボテンの様な体表を持ち、頭部を破壊されない限り死なない。知能は低く共食いさえする。ナムリスが長年かけて手懐けていた。ヒドラ使いは歯に細工をして独特の音を出してヒドラを操っている。
・チクク(原)
:クルバルカ家の末裔の少年。本名ルワ・チクク・クルバルカ。超常の力を持ち、ナウシカを慕い行動を共にする。
・チヤルカ(原)
:軍司令官。僧兵上がりで超常の力は無い。ミラルパの忠臣だったがナウシカやチククとの出会いにより国土や国民を大海嘯から救おうとする。ナウシカが行方不明となったのを聞き飛行ガメで救出へ向かう。ナウシカ救出後ナムリスに捕縛され、見せしめに処刑されかけるがナウシカとチククに救出され、生き延びた人々を率いて海岸沿いの高台へ避難させた。善人だがその役職柄、彼に恨みを持つ人物は多い。
・庭の主(原)
:シュワから20リーグほど離れた廃墟に住むヒドラ。瞬時に人の心を探る能力を持つ。訪れた人の心に入り込み、悲しみや苦痛を忘れさせ下僕としてしまう。今までにこの呪縛をといた人物は先代の神聖皇帝とナウシカのみ。決まった姿を持たず相手に合わせて変えており、ナウシカの前に現れた姿は母親に似た女性。
・墓所の主(原)
:シュワの墓所で「火の七日間」以前の超技術や腐海の秘密を守り続けていた。
[ペジテ]
トルメキアと同盟を結んでいる小さな都市国家。火の7日間以前の遺跡からエンジンやセラミック装甲等を発掘しては加工供給する工房都市である。このペジテで巨神兵の「卵」(漫画版では骨格)が発掘され、それを狙ったトルメキアの侵攻を受けた事から物語は展開する。漫画版では、クシャナ率いるトルメキア親衛隊に滅ぼされ、避難民船も蟲に襲われ墜落しアスベルを残し全滅してしまう。映画版では、生き残りの避難民達は巨神兵を使い腐海を焼き人間の世界を取り戻すことを最終的な目的にし、ペジテに駐留するトルメキア軍を壊滅させるため王蟲を使ってみずからの国を滅ぼす。そして巨神兵奪還のため風の谷に王蟲を向わせるが、ナウシカの命がけの制止により王蟲は止まり、作戦は失敗する。以後については語られていないが、エンディングで風の谷の人とペジテの人が供に、農作業をしているような場面があったため、風の谷に移住したと思われる。;アスベル(原,映)
:ペジテの王子。トルメキアへの復讐心に捕われていたが、ナウシカとの出会いにより世界を救うために行動する。腐海からの脱出時にナウシカと供に土鬼マニ族の捕虜となるが、ナウシカを逃がすためにマニ族に留まる(その際、マニ族僧正を人質にしたため、ナウシカを逃がした後に袋叩きにされる)。そしてマニ族の戦士として潜伏。訪れた蟲使いの村にて僧正、ケチャ、潜入していたユパと協力しオームの培養層を破壊。脱出に成功するものの僧正が彼らを庇い死亡。その後、乗っていた船を撃墜され森の人に保護される。そして、腐海から脱出後、ミト達と合流。以後はガンシップの前席を主に担当し、ナウシカを追って再び腐海へと入った。その時、クシャナと合流した際、切りかかろうとするがユパが仲裁に入り事無きを得る(ただ、完全に和解した訳ではない)。その後、ナムリスが北上作戦を試みた際にはマニ族を説得し、ナウシカに秘石を渡した。そして、シュワへ向かったナウシカを追うため、再びガンシップの前席を担当。シュワへ到着後、巨神兵のプロトンビームの余波を受けエンジンを損傷。ミトと『生き残ったほうが、ナウシカに生きるよう伝えよう』と約束を交ぁ
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・ラステル(原,映)
:アスベルの双子の妹。乗っていた避難民船(映画版ではトルメキアの軍艦。手錠をかけられていることから、人質としてトルメキア本国へ護送される途中だったと推測される)が蟲に襲われ、ナウシカに看取られて息を引き取る。
・ラステルの母(映)
:ペジテ残党に捕らえられたナウシカを逃がす。
・族長(映)
:王蟲を使ったトルメキア軍壊滅作戦を進める。
[蟲使いと「森の人」]
いずれも映画版には登場しない。蟲使いは、蟲を操り遺跡や墓所を探索して宝物を探し当てるのを生業にしている者達である。強烈な悪臭(おそらく、風呂に入る習慣が無いため)と死体を好んでまさぐり金品を盗る事、探索用の蟲を連れている事から、一般の人びとには忌み嫌われている。腐海内の換気装置を備えた岩穴に住んでいる。かれらの発祥は、かつての王国、エフタルの武器商人の末裔であると言われている。300年前、エフタルの王位継承をめぐり、武器の材料として大量に王蟲狩りをしたため大海嘯が起こった。11の部族が存在したらしいが、長年の間に3つの血が絶え、8つになったらしい。子孫を残すため、自分たちの子供だけでなく、戦争孤児を育てることもしている。今回の戦争では、トルメキア・クシャナ軍に秘石の探索用に、土鬼側にはオトリ用王蟲確保のためにそれぞれ雇われている。終盤では、各部族から1人ずつ選ばれた屈強な若者たちがシュワに向かうナウシカと行動をともにする。その蟲使いたちが恐れ敬うのが「森の人」である。作中では蟲使いが「森の人」に対して「住んでいる森に勝手に入って申し訳ありません。すぐ\xA1
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:「森の人」の長の息子。腐海の異変を調べるために派遣された。腐海に墜落したユパたちを救い、ナウシカを導く。
・セライネ(原)
:セルムの妹。ユパたちを救った時にケチャと仲良くなっている。また、そのあとセルムたちとは別行動をとっていたらしい。独り王蟲の群れを追うナウシカと会い、壊れていたナウシカのマスクを修繕する。
[腐海]
巨大な菌類・苔類・シダ類からなる森である。蟲と呼ばれる巨大な節足動物が多数棲んでいる。腐海植物は、猛毒の瘴気を出すため、腐海内では蟲以外の動物は防毒マスクなしには生きられない。胞子の生命力は強く、僅かでも胞子を持ち込めばその地は腐海に覆われる。腐海周辺の人びとは、都市に胞子を持ち込まないように注意を払っている。胞子は発見され次第、迅速に焼却される。作品中で、人びとを脅かす腐海の植物群は、科学文明によって汚染された大地を浄化させるために生まれた存在であることが判明する(漫画版では、さらに科学文明によって人工的につくり出されたものであることも明かされる(バイオレメディエーション))。瘴気は地中の有毒物質を無毒化・固定化する過程で生じた毒素である。そのため腐海の植物群は無毒化しきってしまえば枯れて砂になってしまう。腐海の植物の胞子を清浄な水と空気の中で水耕栽培した場合、瘴気を出さず、また大きく育たない事がナウシカの独自の研究により判明した。腐海を貫くタリア河の石は、その美しさから装飾品として珍重されており、ユパも現金代わりに用いている。;ヒソクサリ
:猛毒の腐海の植物。
・ムシゴヤシ
:王蟲が好んで食べることからこう呼ばれる。新しい腐海が出来るときはムシゴヤシが先駆的に成長し、そのあと小型で多様な植物群がゆっくりと成長し、多様な腐海の生態系を形成していく。成木は光合成を行い、最大50メルテまで成長する。
[蟲]
腐海に住む、巨大な節足動物。さまざまな種類が存在する。地蟲、羽蟲、管蟲などに大別される。
人びとが容易に腐海に踏み込めないように配置された、腐海の守護者的な存在。
瘴気の無いところでは長くは生きられない。;王蟲
:蟲のなかでも最大・最強を誇るが、人の知恵はその王蟲さえも利用するに至った。(抜け殻を有効利用。堅牢な表皮を研いで剣としたり、眼球部分をガンシップのキャノピーとして使用。)このデザインはオーストラリアにあるカタ・ジュタ奇岩群を元にしたとも言われているが定かではない。映画版では王蟲の巨大さと重量感を表現するためにハーモニー技法が用いられ、さらに甲羅の動きを再現する為に、パーツを貼り付けたゴム板を伸縮させて撮影している。普段は目が青いが、怒ると目が赤くなる。また触手は治癒能力を有している。
・大王ヤンマ
:人と同程度の体長を持つ羽蟲。森の見張り役であり、何らかの異常が起こったときにほかの蟲を呼び集める働きを持つとされる。ヤンマの名が示すとおり、細長い体に1から2対の羽を持つ。
・ウシアブ
:車ほどの大きさの羽蟲。丸い体に2対の羽を持つ。
:ウシアブの頭部のデザインは、諸星大二郎の漫画「マッドメン」に登場する怪物「ン・バギ」に良く似ている。
・ヘビケラ
:竜のような形状で、平たい体に6対程の羽、顎には巨大な鍬状の歯を持つ羽蟲。尾の先には太い棘が生えている。バカガラス(トルメキアの輸送船)より速い飛行能力を持つ。
・地蟲
:その名の通り、飛行能力を持たず地を這う蟲を指すようである。腐海に落ちた船や人は主に地蟲の餌食となる。
[動物]
・テト
:ナウシカと行動を共にするキツネリス。本来、人には懐かないがナウシカは例外であった。原作では、巨神兵オーマの毒の光をナウシカと共に浴び続けた事により、シュワへ向かう途中ナウシカを保護した(陰では利用しようとしていた)トルメキア王子の戦艦の中で、下着姿で眠っていたナウシカの胸の上で死んでしまう。その亡骸は、シュワへ向かう途中1000年以上その地に生き続けていると思われる木の根元に、ナウシカによって葬られた。ちなみに、映画ではテトは死なない。;クイ、カイ
:ユパの連れている二匹のトリウマ。このトリウマには仲間が死ぬと卵を産む習性があるらしい。原作でクイはカイが死んだ際に卵を産んだ。生まれた雛はチククと仲良くなっている。
・キツネリス
:長い尾と耳を持つ、小型の獣。雑食性。黄色の体毛に茶色の大きなトラ柄がある。眼は緑色。天空の城ラピュタにも登場しロボット兵の上で戯れる姿が描写されている。
・トリウマ
:巨大な嘴と頭部、強大な脚を持つ走鳥類。原作のユパの言葉によれば、過去の産業文明が造り出した種であり、作品中ではウマがほ乳類であったことも忘れられている。トルメキア及びエフタルの民の主な移動手段となっている。モデルは化石種の鳥、恐鳥類と思われる。
・毛長牛
:土鬼での主な移動手段であり、トルメキアやエフタル諸国でも荷を運ぶ重要な家畜のようである。モデルはヤク。天空の城ラピュタでの冒頭、シータが世話をしている家畜が同じ形態をしている(こちらはヤクと呼ばれている)。
[巨神兵]
前文明の科学技術の象徴的存在であり、「火の七日間」で世界を焼き払った巨大な人工生命体。この世界ではその全てが化石となり腐海にその骸をさらしていると考えられている。漫画版の巨神兵には歯の部分に「東亜工廠」と読める商標がある。原子力|核エネルギーを動力源とする。人工知能|人工の知能を持つ。漫画版ではペジテで骨格が発見され、謎の黒い箱にある秘石を動かしたことで成長が始まる。当初はトルメキアが奪取に乗り出すが、秘石を発見できなかったために断念。後に土鬼に奪取され聖都シュワにて蘇生される。その後、トルメキアに侵攻するためにナムリスの元に蛹|サナギ(人工子宮)の状態で運ばれるが、巨神兵破壊のために撃ったガンシップの砲撃で、逆に孵化が始まり目覚めさせてしまった。このとき秘石を持っていた人物がナウシカであったため、ナウシカのことを「ママ」と呼ぶ。(のちに「母さん」となる)秘石はアスベルが捨てたと見せかけて隠し持っており、このときナウシカに渡した。秘石を体内に取り込んだ直後に片言の言葉を話すようになり(このあと秘石は壊れてしまう)、ナウシカに「オーマ」(エフタル語で「無垢」ぁ
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[粘菌]
漫画版のみに登場する腐海に自然に存在する生物。本来は500円玉ほどの小さな群れを作る。(変形菌)トルメキア戦役では苦境に陥った土鬼の戦局打開の切り札として、神聖皇帝の命により秘密裏に人為的に強毒化された植物が暴走、変異し粘菌化した。成長するにつれてますます制御不能となり、周囲にある物すべてを飲み込みながら巨大化し、大海嘯の引き金となる。死を賭した王蟲の大群によってもたらされた腐海の植物群と混ざり合い、巨大化した人口粘菌は規模を縮小。その後、大量の王蟲の亡骸は腐海の苗床となり、広大な土鬼の領土の大半が腐海に没した。土鬼は、みずから生み出した粘菌によって滅亡したと言えよう。
[大海嘯]
物語の中では腐海が突如沸きかえり、津波のように押し寄せることを大海嘯と呼ぶ。風の谷の大ババの口述によれば、火の7日間の後3回発生している。300年前の最後の大海嘯は、エフタルの王位継承争いにより急増した武具の需要に応えるため、王蟲を組織的に狩る方法をあみ出した武器商人により大量に王蟲が殺されたことが引き金となり、怒り狂った王蟲の大群が20日間でエフタル全土を覆い、腐海と化したとなっている。ちなみに本来?海嘯?とは、アマゾン川で発生するポロロッカのように、大潮の際に海水が河川に猛烈な勢いで逆流する現象をさす。
[超常の力]
漫画版のみに登場する特別な力のこと。一言で超常と言っても、土鬼の僧のように訓練すればできる念話から、幽体離脱、サイコキネシス、幻影、憑依のように才がなければできないものまで様々である。物語上では、皇弟ミラルパ、森の人セルム、チクク、ナウシカ、高等なヒドラ〜人造人間(庭園の主など)が特に強い超常の力を持っていた。
[船(飛行機)]
原作において、エンジンを造る技術が失われて久しく、現存するエンジンのみを回収・再利用して船を建造していることが説明されている。腐海においても瘴気が届かなくなる高度を保てばマスク無しでの移動が可能であり、貴重かつ重要な輸送、移動手段とされている。作中で船と言えば一般的には飛行機である。映画版・漫画版とも風の谷の城の深部には廃棄されたガンシップ(の機体)の描写がある。なお海上を航行する船に関しては、漫画版の第1巻のクロトワがクシャナに主戦線の戦況を報告する場面で、海上から強襲揚陸艦らしき船で揚陸作戦を敢行している描写が見られるが、登場はその一回のみである。
・メーヴェ
:辺境の風使いが用いる凧。小型だが強力なエンジンを1機備えており、小柄な成人2名程度ならどうにか乗せて飛行することが可能。詳しくはメーヴェを参照。
・ガンシップ
:小型の戦闘機。映画版では風の谷及びペジテの物2機が描写されている。詳しくは、「ガンシップ (風の谷のナウシカ)」を参照。
・バージ
:
・バカガラス
:トルメキアの大型輸送船。モデルはドイツ空軍が用いたMe323と思われる。詳しくは「バカガラス」を参照。
・コルベット (風の谷のナウシカ)|コルベット
:トルメキアの戦闘艦。エンジンを2〜8装備し、翼は2〜4枚。一撃必殺の威力を持つ対空ロケット(四連装発射機を機首下部に装備)と機銃数丁を標準武装とするが、王族用重コルベットは多数の機銃とガンシップの大砲の直撃にも耐える重装甲を兼ね備えた空中戦艦と称すべき重武装艦となっている。→コルベット (風の谷のナウシカ)
・バムケッチ
:トルメキアの戦闘艦。コルベットに比べて小型で先尾翼形式のものと、通常航空機形式のもの(コルベットに類似)の2タイプが漫画版で描かれている。前者はクロトワの操るコルベットと空中戦を演じており、結果クロトワがこれを撃墜している。
・浮砲台
:土鬼の各候国が所有する戦闘兼輸送艦。巨大な艦体にいくつもの砲を装備する。土鬼軍には戦闘専用艦が無いと思われ、浮砲台が諸候国の輸送と戦闘の役割を兼任している。浮砲台の名の通り、攻撃力は極めて大だが“木製”であるため防御力は皆無といってよく、動きも鈍いためにガンシップやコルベットと1対1で戦えるようにはできていない。大抵集合して砲列を並べ、圧倒的な火力によって接近を防ぐのが戦法であろう。動力の違いはあるが、天空の城ラピュタに登場するゴリアテに通ずるものがある。
・飛行ガメ
:土鬼の小型偵察機。高さ2m、直径1mほどのカメの形状をし、浮遊しながら移動する。見た目とは裏腹に主砲はかなりの攻撃力を持っている模様。推進力は不明。映画版ではペジテが王蟲の幼虫をおとりにした作戦を実行した際使っていた。
脚注
関連項目
参考文献
【マンガ作品の最新記事】

